みなさんメタバースでWEB3.0の世界を楽しんでますか?
「気の合う仲間たちとDAO作って、便利なサービスを提供してトークンもらって、今日も新たなDAOに参加してコード書いてます!」
「大変だけど、このサービスが実装されたら世界がより良くなると信じてる!この素晴らしい仲間たちと出会えてハッピー!」
そんな世界が早くて数年、遅くとも子供達が生きてる間にはくるらしい。
大きくなったらどんなコトしたい?
子供達の未来に想いを馳せ、世界中の大人たちが子にたずねるフレーズと思う。
野球選手、パイロット、研究者etc
それを聞いた親は子のためにある程度の予備知識を与え、必要と思われる最低限のコースを設定するコトだろう。
野球選手になりたいと言う子に、野球チームではなく囲碁教室に通わせる親はいないだろう。
なりたいものが決まっているなら、近道や反対方向ではないと思われる道を示したくなるのが親心だと思う。
しかし、これからやってくる未来は想像するのも難しい。
ほとんどの人は知らない道を歩けない。
子供たちに何を示せるだろうか
これからWEB3.0という、誰も経験したことがない世界が目前に来ているという。
おそらくその世界を今まさに作っている人たちは、新世界が来たときに覇者になるんだろう。
作る側にいない私は、それら素晴らしいサービスを利用する側になる。
子供達が将来、メタバースの中で働き、コミュニティを持ち、離れた恋人と結婚するのか?なんて考えてしまう。
そして、そんな世界で通用する学問はどれ?プログラム言語は何?と聞かれてもさっぱり分からない。
エネルギー、少子高齢化、労働人口減少 問題山積みの未来
ITの発達によって、世界中から知恵が集まることで、様々な問題解決の糸口が見つかるかもしれない。
そう考えると未来は少しは明るいのかもしれない。
でもな、昭和生まれの親父はこう考えてしまう、仮想空間で答えが出ても実行するのは現実の人間なんだぞ。と。
仮想空間で仕事?をして、デジタルコンテンツを取引して、世界中の人と素晴らしい体験をしてほしい。私たち親父世代にはそんな青春時代はなかったのだから。
ただ、デジタルコンテンツで腹が膨れるとはどうしても思えない。
災害や通信不良に陥った時、何も困らず生活を続けられるんだろうかと、どうしても心配になるのは古い頭だからなんだろうな。
最後はリアルの幸せを掴んで欲しい
ソードアートオンラインも、レディプレイヤーワンも、サマーウォーズもラストは現実世界で幸せになるだろ?
どんなに仮想空間で活躍しても、メシ食って風呂入って寝るのは現実世界なんだから。
テレビ依存、ケータイ依存、スマホ依存ときたら次はメタバース依存というワードが出てくるのかな。
やりたいことをやれとは言いたいものの、色んな職業、仕事を知らないと目指すことすらできない。
鳥がいなかったら多分ライト兄弟も空を飛ぼうなんて思わなかったかもしれない。
人は夢に見ることは実現できると言うらしいが、逆説的に考えると知らないことは夢も見られないということになる。
新たな世界の覇者になれとは言わないものの、弱者にはなってほしくないと思う。
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