先日、娘と公園に遊びに行った際、娘から「調べて!」と言われたことをきっかけに、情報あふれる現代と、この子達が見るであろう未来について考えさせられることがありました。
〇〇探してるからどこにあるか調べて!
広い公園で一生懸命に草や花を摘む娘の後ろ姿を微笑ましく見守っていたところ、急に振り向いて怒られてしまいました。
あるものを探しているから調べて欲しいと。
花の名前かな?と思いよく聞いてみると、
四つ葉のクローバーどこにあるか調べて!
友達がいち早く四つ葉のクローバーを見つけ、自分も早く見つけたい思いから、思考を巡らせスマホで検索!という考えに至ったのでしょう。
頑張って探すから見つけた時嬉しいんじゃない?と伝えるも、パパイジワルと言いながらまたしゃがみ込んで探していました。
まったく今時の・・・ってパパが古いのか⁉︎
デジタルネイティブ世代、身の回りがデジタル機器で溢れていることが当たり前となった子供達。知らないことは実験や調査の前に”検索”するのが当たり前。まずはググるってやつですね。
自分で探しもしないで!と言おうとも思いましたが、こんな思考になるのも当然かとおもいました。
スマホでササっと検索したら欲しい情報が得られることを”便利”として普及させてきたのは今の大人たちですからね。子供たちは悪くないと思いました。
そして今やそのワードを見ない日はないほど話題のテキスト生成AIのニュース。対話や文章作成にとどまらず、超難関大学の論述試験に合格したり、プログラミングまで出来るのだとか。
また、その技術を利用した次世代の検索サービスなどAI関連のニュースは日に日に増えていく一方です。
ふと思った「AIは四つ葉のクローバーを探せるか?」
見つけた人には幸運が訪れると言われる四つ葉のクローバー。
本来3枚の葉がつくクローバーが4枚の葉をつける要因のほとんどが、成長過程で傷を負ったクローバーの再生、成長によるものらしいですね。
確率論?画像検索?量子コンピュータによる並列演算?いやはや、あながち無理と断ずることもできないような・・
もしかして近い将来出来るんじゃないか?と考えてしまいます。
ヒントは出せるのかも?
今までの考察から、「ココにあるよ」とはいかないまでも、「人や動物が踏みそうなところを探してみてください」と答えとはいかないまでも人の行動に指針を与える回答ができたらAIとしては充分な機能なのかもしれませんね。
それでもやっぱり自力で探して見つけた方が嬉しいよね
子供達には、これからの情報社会を生きる指針も、リアルでしか味わえない古めかしい生き方の両方を伝えていきたいなと思います。
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