自作パソコンの作り方 最低限必要なパーツ

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今では希少種?Eスポーツなどでまたブーム来るのか?自作パソコンについて紹介します。

久しぶりにデスクトップの中を掃除してからまた興味が再燃してしまったので、自作PCについて勉強しなおしてみようとおもいます。


1 CPUとは

誰もが聞いたことのあるCPU。正式にはCentral Processing Unit。日本語で中央演算処理装置。これだけでは何か分かりにくいですね。

簡単に言うと、計算をするところ。人間で例えると物覚えの悪い頭脳です。計算は物凄く得意だけど覚えることはできない。主な選び方は、

  • コアの数 搭載頭脳の数
  • クロック周波数 頭脳の計算の速さ
  • 消費電力 頭脳が動くための食費

 CPUの種類 IntelとAMD

Intelは皆さんご存知だとおもいます。シェア的にもインテルの方がダントツで、「Intel入ってる」というCMが有名ですね。昔から性能にトゲはなく、安定・安心という印象です。サーバー向けのXEONから廉価版のCeleronまで複数のラインナップがあります。Core i7/i5/i3は有名ですね。

あまり知られていない?AMD。でも自作にハマっている人やグラフィック性能を求める人には大人気。Intelの同等性能と比較するとグラフィック性能が優秀で、しかもIntelより安い!最近は4K/8K映像コンテンツ向けPCにも受けているとか。


2 メモリRAM

次はRAMちゃん。オニの女の子ではなく、Random Access Memory難しそうな名前だけど、簡単に言うと計算用紙とか机の広さ。

RAMはよくROMと間違えられやすい。ノートなどメモリ容量の少ないPCで動画編集など負荷の高い処理をしていると突然ブルースクリーンになり動かなくなったりする。友人からブルスクについて相談された際、メモリが足りないかもとアドバイスすると「要らない写真と動画を消したけど改善しない!」と言われたことがあった。「メモリは記憶容量ではなく計算用紙の広さ」と伝えてもなかなかピンとこない感じだった。説明難しい。。꒰꒪д꒪|||꒱

どんなに優れた脳みそを2個とか4個持っていても、計算用紙がメモ紙程度なら計算速度は発揮できない。逆に安価なCPUに広大なデスクは不要となる。

昔はMBだったのが、いまではメモリだけで32Gバイトとか積んでたりするからますますややこしい。笑


3 ストレージ

記憶容量、先述の友人が写真を消したほう。簡単に言うと図書館。ソフトウェアや画像、映像、あとから読み出すことが出来る情報全てがストレージに保存される。RAMちゃんもCPUも覚えが悪くて電源がないとすぐ記憶は消えちゃうが、ストレージは電源を切ってもいつまでも覚えていてくれる。

 ストレージの種類 HDDとSSD

HDD ハードディスクドライブは、DVDのような記憶媒体ディスクが回転していて、ヘッドが情報の読み書きを行っている。古くなると音がしてきたり部品も多いので物理的に壊れたりする。大容量で比較的安価。寿命も長くディスク単体だと環境にもよるが100年は覚えててくれるらしい。ディスクとヘッドの隙間はタバコの煙の粒子より小さく落としたりするとディスクとヘッドが干渉して壊れてちゃう。

SSD ソリッドステートドライブは最近主流になりつつある記憶装置。みんな知ってるのはUSBメモリとかSDカードのようなディスクが回転しないフラッシュメモリ系記憶装置。RAMちゃんと違って不揮発性なので電源切っても覚えててくれる。ディスクの回転とヘッドの移動などがないため読み込み速度は爆速で作動音はなく、部品点数も少ないから落としても壊れにくいし軽い。イイ事ばっかりのようだけど、書き込み可能回数に限界があり、長期保存も向かない目安は10年らしい。そして高い、2TBとかなると目が飛び出るお値段。最近は安くなってるのかな。

hamaoのデスクトップは256GBのSSDにOSとソフトウェアをインストール。大容量HDDに画像や映像の保存用にしてます。、OSをSSDにするだけでパソコンの動きは劇的に早くなる。性能にもよるけど、HDDの時はWindows7再起動に3分くらいかかってたのが、SSDに載せ換えると10秒になったほど。ψ(`∇´)ψただし寿命はあるから要注意。


4 母なる大地 マザーボード

これまでの頭脳、計算用紙、図書館を包み込んでくれる包容力を持った母。その包容力にも大小があり、フル規格のATXからMicroATXなどいくつかのサイズがあり、選ぶ基準としては、対応するCPUやCPUを補佐するチップセット性能、メモリの種類などです。また、USBポートやHDMIなどの入力/出力ポートの数も確認が必要です。

 マザーボードの魅力 拡張性

マザーボードの選ぶ基準として、拡張性も重要です。Eスポーツやオンラインゲームなど3D描画性能というのはいかにAMDといえども専用設計のグラフィックボードが重要なパーツとなり得ます。


5 皆の食費をまかなえるか電源パーツ

ここまでに必要なパーツをはそれぞれに消費電力量があります。皆の空腹を満たせるだけの電力を供給できるのかが電源の選び方になります。省電力を目指すのか、拡張していく将来性を見越して1000Wなど大容量電源を載せるのかなど、重要なパーツとなります。また、マザーボードやストレージの電源ケーブルの数も確認が必要です。容量に余裕があっても電源ケーブルが足りない!など残念な結果にもなりかねません。


6 センスが問われるケース選び

シンプルなものから奇抜なデザインまで様々なものがあり、マザーボードの規格にあったサイズを選ぶ必要があります。またストレージラックの数や、拡張スロットと電源が干渉しないか、CPUクーラーとの位置関係など考慮する点が多いパーツになります。商品点数も数多くあるのであなたにピッタリのケースが見つかった時はビビビっと運命を感じるはずです。

 発熱と排熱 ファンの搭載数

高性能なPCを組み上げると後々問題になってくる熱の問題もあります。SSDは比較的発熱は少ないものの熱の出ないパーツはまず有りません。そのためケースにはどんなサイズのファンをいくつ取り付けられるかも確認が必要です。

ファンには風の向きがあり、ケースに取り付ける向きを変える事で吸気と排気を行うことが出来る。hamaoPCは前面HDDラックから吸い込み、HDDを冷やすとともにケース全体に新鮮な空気を送り、電源装置付近から排気しています。吸気箇所にはホコリなどの侵入を防ぐフィルター等があるとベターですね。

なお、ケースは必ず必要というわけではなく、ベニア板やホームセンターのラックに各パーツを固定してもパソコンとしては機能します。剥き出し系を好むマニアックな方々もいます。

どんなPCを目指すのか作る時間より考える時間の方がとても長く楽しい自作PCの世界。興味のある方は是非ご一考を!

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